新年あけまして、おめでとうございます。
平成元年(1989年)に、農家のための土と肥料の研究会として立ち上げた「全国土の会」が、32年目に突入しました。
昨年11月には、鹿沼園芸用土事業協同組合(G-Better)の15周年記念大会を兼ねて、栃木県宇都宮市と鹿沼市で「第31回全国土の会栃木大会」を開催しました。当初、31回目以降の全国大会では、これまでより規模を縮小して参加者150名程度の技術研修会的大会を東京農業大学横井講堂で開催することを想定していました。しかし、「全国土の会」とは縁の深いG-Betterが協同組合設立15周年を迎えることで栃木大会を開催することになりました。大会参加者180名、現地研修会80名の大会となりました。その様子はこちらです。
新年早々、1月28日(火)・29日(水)には、「ふらの土の会」2019年度研修会が開催されます。また、4月には名古屋で「中日本土の会」の再設立総会・研修会の開催が予定されています。
昨年3月に、農林水産省土壌環境対策課を事務局として設立された「土づくりコンソーシアム」の本格的活動が始まります。その詳細は未定ですが、「全国土の会」の基本理念である「土壌診断に基づいた土壌改良・施肥管理の実践」と同調できる範囲で協力したいと考えています。

本年も、よろしくお願い致します。

2020年1月元旦

全国土の会 会長
東京農業大学 名誉教授
後藤 逸男