「ふらの土の会」恒例の平成29年度土壌診断調査が9月4日(月)・5日(火)の日程で行われた。また、それと平行して、「農水省生産資材コスト低減技術確立支援事業の第4回委員会」が富良野市で開催された。
農水省生産資材コスト低減技術確立支援事業とは、昨年度農林水産省が公募した事業で農産物の生産コストの低減を図り、それを輸出に繋げることを目的にする事業内容である。(一社)全国肥料商連合会(全肥商連)と「全国土の会」が連携して、昨年度から実施している。9月5日(火)の委員会に先立ち、4日(月)午後に富良野市入りし、先ず「ふらの土の会」の杉山農園で生ごみ堆肥「みどりくん」や転炉スラグを施用した玉葱畑を視察した。続いて、本事業の試験対象となっている「ふらの土の会」中山会長のメロン栽培試験ハウスを視察した。その後、富良野市役所に能登芳昭市長を表敬訪問した。夕方からは、「ふらの土の会」との合同懇親会としてバーベキュー大会を「ふらの土の会」の杉村前会長の倉庫内開催した。中山農園での栽培試験結果については、11月1日(水)に高知市で開催される「第29回全国土の会四国大会」のパネルディスカッションで発表される。
一方、「ふらの土の会」土壌診断調査には会員の他に「全国土の会」や「ふらの土の会」の賛助会員も参加し、2日間で61地点から118点の土壌採取を行った。今年度の「ふらの土の会」総会・研修会・土壌診断裁判は平成30年1月25日(木)・26日(金)に開催される。

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