「茨城土の会」恒例の平成29年度現地検討会が茨城県鉾田市で開催された。現地検討会は今回で13回目であるが、途中東日本大震災と常総市の鬼怒川堤防決壊により2回中止されている。
 10月11日(水)14時に鉾田市内に集合し、安達会長の挨拶の後、武田健太会員の野菜ハウスと安達会長のいちごハウスで土壌診断調査を行った。武田ハウスでは鶏ふん堆肥の過剰施用により、可給態リン酸と交換性カリウムの過剰が顕著で、今後施肥改善が期待された。一方、安達ハウスでは全国土の会入会以降、土壌診断分析結果に基づいた施肥管理を徹底し、良好な土壌化学性であった。
 その後、鉾田市内のホテルに移動し、16:30より昨年の九州大会でのパネルディスカッションの内容紹介やハウス土壌中の硫酸イオンの挙動などに関する研修が行われた。夕方からは、同ホテルで和やかに懇親会を開催し、19:30に解散した。なお、本検討会には、全国土の会賛助会員の産業振興(株)と(有)キクモクが参加した。

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