早いもので、2015年4月1日に「東京農大発(株)全国土の会」を起業して、丸7年が経過しました。昨年度末には事務室を東京農業大学世田谷キャンパス10号館から18号館3階に移転し、新たな環境で新年度を迎えました。
「東京農大発(株)全国土の会」の主要業務が「全国土の会」と「土壌診断分析研究会」の事務局ですが、新型コロナウイルス拡大の影響でこの2年間大きな影響を受けました。
「全国土の会」については、2020年度の全国大会中止、昨年度は3月11日にオンラインによる「第32回全国土の会全国大会」を開催しました。
「土壌診断分析研究会」については、2020年度には台湾にある国際機関FFTC(Food and Fertilizer Technology Center for the Asian and Pacific Region)と台湾農業試験場(TARI)が実施する土壌分析のラボ間技能比較試験(PT、Proficiency test)に「土壌診断分析研究会」から18の土壌診断室が参加しました。昨年度は、2点の土壌を対象に従来通りの手合わせ分析を開催し、27の土壌診断室が参加しました。また、そのデータを基に、12月9日にオンラインによる「第10回土壌診断分析研究会」を開催しました。
今年度2022年度には、コロナ禍が終息し、例年どおりの対面方式による「第33回全国土の会全国大会」と「第11回土壌診断分析研究会」が開催できることを願っています。
今年度は、東京農業大学百周年記念講堂で、全国肥料商連合会(全肥商連)の全国研修会(7月)、全国野菜園芸技術研究会(全野研)の全国大会(8月)の開催が計画されています。「東京農大発(株)全国土の会」では、両イベントにも協力致します。
今年度も、よろしくお願い致します。
2022年4月1日
東京農大発(株)全国土の会
代表取締役 後藤 逸男