2025年7月10日(木) 13時より、多摩川対岸に羽田空港が見える(株)島津製作所 殿町事業所「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza」において、「第14回土壌診断分析研究会」が開催されました。今回の手合わせ分析では2点の土壌と本研究会初めてとなる堆肥1点を用意しました。土壌の手合わせ分析には昨年と同数となる37点のデータ、堆肥分析では当初の想定をはるかに上回る23点のデータが集まりました。
土壌の多量要素については、多くの項目で分析値の変動係数が10%を下回り、これまでより変動が小さい傾向にありました。堆肥分析については、23中10分析室では全量分析法、13分析室では0.5M/L塩酸抽出法による分析が行われました。それらの結果から、リン酸とカリ、石灰、苦土などについては、0.5M/L塩酸抽出法で全量分析値にほぼ匹敵する結果が得られました。
本研究会への参加者は85名、その後の情報交換会には約70名が参加しました。
「第14回土壌診断分析研究会」の次第と資料集の抜粋です。

「第14回土壌診断分析研究会」資料抜粋 271.51 KB

司会:JA十和田おいらせ杉山部長

会長挨拶:JA十和田おいらせ斗澤専務

手合わせ分析結果報告

分析機器見学会(蛍光X線分析装置)

分析機器見学(ICP-AES)

中嶋副会長による閉会の辞:

情報交換会