昨年の秋辺りから肥料価格が高騰し始めて、6月1日にJA全農が発表した秋肥の価格では、尿素や塩化カリが2倍に迫る価格となりました。2008年にも特にリン酸肥料の価格が高騰して「リン酸ショック」と言われましたが、しばらくして沈静化しました。しかし、今回はそうではないようです。今こそ、土壌診断に基づいた施肥管理による無駄な肥料や資材の削減、家畜糞堆肥や緑肥の積極的導入、輸入に頼らない国産肥料や資材の活用などが求められています。
昨年度には、アグリペデイア(株)との共催でzoomによる10回のオンラインセミナーを開催し、「全国土の会」からは約100名の方に参加頂きました。
今回、その第2弾として「実践編」を企画しました。土壌診断により大幅な施肥改善を果たした農家、土壌病害を克服した農家、国産リサイクル肥料を使いこなす農家などを訪問して、圃場の土壌診断調査や農家へのインタビューなどを行います。
案内状(企画書)を添付します。昨年のオンラインセミナーに参加された方には、アグリペデイア(株)からも案内が届いていると思います。皆様方の参加をお待ちしています。
案内状(企画書)をダウンロードして下さい。
『土と施肥の基礎知識実践編』企画書(アグリペデイア(株)) 285.42 KB